学校に行きづらい、担任とうまく話せない、いじめや友人関係がつらい、保護者としてどう動けばいいか分からない。そんなときは、学校の中だけで抱えず、学校外の相談先を使えます。
学校・教育相談は、転校や退学を決めるためだけのものではありません。今何に困っていて、学校内でできることと学校外で使える支援を分けるために使います。
まず、「学校に行けない理由」を一つに決めなくていい
友人関係、先生との関係、学習のつまずき、集団生活の負担、体調など、学校へ行きづらくなる理由は一つとは限りません。
原因を完全に特定してから相談するのではなく、「朝になると動けない」「教室に入れない」「特定の時間がつらい」など、今起きていることを伝えます。
本人だけでなく、保護者から相談してもいい
子ども本人が相談したがらない場合でも、保護者が先に教育相談や支援窓口へ状況を話せます。本人をすぐ連れて行く前に、どんな選択肢があるかを確認できます。
学校の外にも、子どもが直接相談できる窓口がある
24時間子供SOSダイヤルでは、学校に行くこと、いじめ、友人関係など、子どものSOS全般について全国から相談できます。
担任や学校には話しにくいことでも、まず学校の外へ話すことで、次にどう動くかを整理できます。
不登校や学校生活の困りごとは、教育支援センター等へ相談できる
地域の教育支援センターや教育相談窓口では、不登校や学校生活上の困りごとについて相談し、通所支援、学習支援、カウンセリングなどにつながる場合があります。
学校へ戻ることだけを目的にせず、今の状態で使える支援を一緒に考える入口として使えます。
「学校に伝えること」と「外に相談すること」は並行していい
学校へ相談したから外部相談は使えない、外部へ相談したら学校とは話さなくていい、という二択ではありません。
学校との調整が必要な部分は学校と話しつつ、学校だけでは整理しにくい部分を外部相談へ出すこともできます。
相談するときは、出来事と生活への影響を分けて伝える
いつ、どこで、どんなことがあったかという出来事と、その結果、眠れない、学校へ行けない、食欲が落ちたなど生活に出ている影響を分けて伝えます。
メッセージや学校からの連絡など記録がある場合は残しておきますが、完璧にそろってから相談する必要はありません。
学校以外の居場所を探すこともできる
学校へ行くこと自体が大きな負担になっている場合は、教育相談だけでなく、学校以外の居場所を探す方法もあります。
相談することと、フリースクールや教育支援センターなど別の居場所を使うことは、どちらか一方に決める必要はありません。
今日の身体的安全が心配なら、学校相談より安全確保を優先する
暴力や脅迫など、今日の安全に関わる状況がある場合は、学校との調整だけで待たず、安全な場所への移動や警察など、状況に合う安全支援を優先します。
まずは、学校の外の相談先を一つ確認する
転校や退学を決める必要はありません。24時間子供SOSダイヤルへ相談する、地域の教育支援センターを調べるなど、学校以外の入口を一つ持つところから始められます。
具体的に使えるもの
この方法を実際に使うときの候補です。順位ではなく、条件が合うかで見ます。
学校のことを相談する
学校に行きづらい、いじめや学校生活がつらいときに、学校の外にも相談先があります。
学校の問題を、学校の中だけで解決しなくていい
学校に関する困りごとは、担任や学校だけが相談先ではありません。外の窓口を一つ持つことで、本人や家族が選べる動き方を増やせます。