同じことを何度も考えてしまう、身近な人には話しにくい、何がつらいのか自分でも整理できない。そんなときに、第三者と話しながら気持ちや状況をほどいていく方法がカウンセリングです。
カウンセリングは、誰かに正解を決めてもらう場所ではありません。考えや感情を言葉にして、自分で選べる範囲を増やすために使えます。
「こんなことで相談していいのかな」と思う段階から使える
人間関係、仕事、恋愛、家族、自信のなさ、考えすぎなど、相談内容は一つに限られません。診断名がついていなくても、「同じことで何度も苦しくなる」「一人で整理しにくい」という段階から使えます。
悩みがうまく説明できなくても構いません。最初は「最近これが一番しんどい」という一つだけを持っていけば十分です。
一回で全部話し切らなくていい
初回から生い立ちや過去を全部説明する必要はありません。今困っていることから話し、必要な範囲を少しずつ整理していけます。
カウンセリングでできること
頭の中で回り続けていることを言葉にする
一人で考えていると、同じ結論を何度も行き来することがあります。話すことで、何が事実で、何を不安に感じていて、何を変えたいのかを分けやすくなります。
繰り返しやすい考え方や関係のパターンを見る
似た場面でいつも同じように苦しくなるなら、出来事そのものだけでなく、受け取り方や行動のパターンを一緒に振り返れます。
次に試すことを小さく決める
話して終わりではなく、次にどんな場面を観察するか、何を少し変えてみるかを決める使い方もできます。
対面かオンラインかは、続けやすさで選んでいい
対面で話した方が落ち着く人もいれば、移動せず自宅から話せるオンラインの方が使いやすい人もいます。単発で相談する方法も、継続して使う方法もあります。
「オンラインだから軽い」「対面だから本格的」と決める必要はありません。相談内容、時間、費用、話しやすさで選びます。
カウンセラーは、相性と専門性の両方を見る
カウンセリングは、人と人とのやり取りなので相性があります。話しにくい、理解されていない感じが続く、専門領域が合っていないと感じるなら、担当者を変えて構いません。
プロフィールを見るときは、資格だけでなく、どんな悩みを扱っているか、料金、相談方法、守秘、キャンセル規定なども確認します。
一回で「答え」をもらうものではない
カウンセリングを「正しい答えを教えてもらう場所」と考えると、期待とズレやすくなります。第三者と一緒に整理し、自分で判断しやすい状態をつくることが中心です。
もちろん、合わないと感じたら無理に続ける必要はありません。単発で使ってみて、続けるか決めても構いません。
民間カウンセリングと公的な相談は、役割が違う
民間のカウンセリングは、時間を取って継続的に話しながら整理したいときに使いやすい選択肢です。一方で、地域の公的なこころの相談は、医療や福祉につながる必要があるか確認したいときの入口になります。
このページでは、一般的な悩み整理に使える民間のカウンセリングサービスを載せています。強い不調や生活への大きな支障がある場合は、通常のカウンセリングだけで抱えず、医療や公的な相談先も含めて考えます。
危険が差し迫っているときは、通常のカウンセリングより安全確保を優先する
DV、犯罪被害、自傷他害のおそれなど、生命や身体の危険がある場合は、通常のカウンセリングより警察、救急、安全支援、医療などを優先します。
まずは一回、話してみるところからでいい
悩みを全部整理してから予約する必要はありません。今いちばん困っていることを一つ言える状態で、相談先を見てみるところから始められます。
具体的に使えるもの
この方法を実際に使うときの候補です。順位ではなく、条件が合うかで見ます。
カウンセリング
一人で考え続けるのがしんどいときに、第三者へ話しながら気持ちや状況を整理できます。
話すことで、次に何を考えればいいかが見えやすくなる
一人で考え続けても同じところを回るなら、第三者へ一度外に出す方法があります。続けるかどうかは、そのあと決めれば構いません。